Suica(スイカ)とPASMO(パスモ)の違い、作るならどっち?

交通系ICカード

Suica(スイカ)とPASMO(パスモ)の違い、作るならどっち?

首都圏・関東エリアの交通ICカードといえば、Suica(スイカ)とPASMO(パスモ)です。JR東日本の駅で作ればSuica、私鉄の駅で作ればPASMOになります。

  

SuicaとPASMOは全国の交通系ICカードと相互利用できるので、どちらを選んでも首都圏・関東エリアはもちろん、全国の主要な交通機関で使えます。

一方で、モバイル利用したり、電子マネーとして利用する際など、細かな点では違いがあります。SuicaとPASMOでは何が異なり、どちらを作るのがよいのでしょうか。

SuicaはJR東日本が発行、PASMOは株式会社パスモが発行

SuicaとPASMOは発行会社が異なります。Suicaは、JR東日本が発行しています。PASMOは、東京メトロ・小田急電鉄・京王電鉄・京成電鉄・京浜急行電鉄・西武鉄道・東武鉄道などの鉄道、および、バス事業者からなる株式会社パスモが発行しています。

SuicaとPASMOは発行会社が異なりますが、Suicaを持っていればPASMOエリアの鉄道・バスに乗車できますし、PASMOを持っていればJR東日本に乗車できます。また、SuicaもPASMOも全国の主要交通系ICカードと相互利用可能なので、SuicaかPASMOのどちらかを持っていれば、首都圏・関東エリアはもちろん、全国の交通系ICカードエリアで利用できます。

もし、電車・バスに乗車する際に利用できるかどうかだけで選ぶなら、SuicaとPASMOのどちらでも大丈夫です。

Suicaならスマホで電車に乗車できる

Suicaには、スマホなどの携帯端末で乗車したり買い物できる「モバイルSuica」というサービスがあります。モバイルSuicaを利用すると、スマホをかざすだけで改札が通ることができてカード自体が不要となります。スマホで買い物することもできます。

一方、PASMOは2018年時点ではモバイル対応はしていません。そのため、モバイル乗車やモバイル決済がしたい場合には、必然的にSuicaを選択することにになります。

ちなみに、株式会社パスモは「モバイルPASMO」という商標を2018/05/25に登録しています(登録番号 第6046360号)。将来的には、PASMOをモバイル対応させる計画があるのかもしれません。

SuicaやPASMOと一体になったクレジットカード

SuicaもPASMOも、クレジットカード各社からクレジット一体型のカードが発行されています。

Suica一体型クレジットカードには、ビュー・スイカカードビックカメラSuicaカード、イオンSuicaカードなどがあります。PASMO一体型クレジットカードには、To Me CARD、ClubQ JMBカード、OPクレジットカードなどがあります。

これらの一体型クレジットカードには、各社特長がありますが、例えば、オートチャージに対応していたり、ポイント還元があるなど、一体型カードならではの様々なメリットがあります。カード選びの基準は、ポイント還元率が高いか、オートチャージに対応しているか、自分の利用したい付帯サービスがあるか、年会費分の元が取れそうか、などです。

上記のなかでは「ビックカメラSuicaカード」がポイント還元率の高さで人気があります。ビックカメラSuicaカードは、初年度の年会費は無料です。次年度の年会費477円(税抜)も年1回の利用で無料になります。

また、「イオンSuicaカード」は、年会費無料でおすすめです。特にイオンで買い物をする機会がある人なら、イオングループの対象店舗での買い物でポイント還元率が高くなるなど何かとお得です。

JR東日本の定期券はSuica、私鉄の定期券は路線や乗継によりけり

SuicaかPASMOで定期券を作る場合には、おのずとどちらか決まる可能性が高いです。JR東日本の定期券を作るなら、Suicaで作ることになります。

一方、私鉄の定期券を作る場合には、路線や乗継によりけりです。一部私鉄ではSuicaで定期券を作ることもできますが、私鉄の定期券の多くはSuicaでは作ることができないので、PASMOで作ることになります。

尚、JR東日本と私鉄をまたぐ乗継定期を作る場合には、Suicaで作れる場合があります。詳しくは、鉄道各社の窓口で問い合わるのが確実です。

特にPASMOにする理由がないなら、Suicaをおすすめ

2018年現在、Suica発行枚数は約7000万枚、PASMO発行枚数は約3300万枚と、SuicaはPASMOの2倍以上発行されています。

電子マネーとして買い物利用できる加盟店数についても、2017年4月時点でSuica加盟店は約39万店、PASMO加盟店は約5万店と、やはりSuica加盟店が圧倒的に多いです。

また、Suicaを電子マネーとして支払いに使えばJRE POINTが貯まりますが、PASMOには電子マネー支払い時のポイント還元はありません。

もし、PASMO定期券を作る必要が無くて、特にPASMOを持つ理由がないなら、Suicaを持つほうが便利でお得に感じられる機会が多いのではないでしょうか。