2019年10月の消費税増税時、ポイント還元対象となるキャッシュレス決済(その1)
※この記事は2018年12月に公開されました。
2019年9月に公開された最新版のまとめも参考にしてください。
2019年10月の消費税増税に合わせて、消費者がキャッシュレス決済をした場合にポイント還元される制度が導入される予定です。
店舗での支払いの際、消費者が現金を使わずにクレジットカード・電子マネー・スマホ決済などの「キャッシュレス」で支払いをした場合、利用額に対して最大5%のポイント還元を受けられます。
このポイント還元制度導入の狙いは、増税による消費冷え込みの緩和とキャッシュレス決済を促進することにあります。ポイント還元は、2019年10月から2020年の東京五輪開催前まで9カ月間実施される予定です。
経済産業省は、ポイント還元の対象となる決済事業者として以下の企業を選定(2018年12月時点)していますが、今後さらに大手銀行によるスマホ決済サービスなどが増えていく予定です。
三菱UFJニコス
三菱UFJニコスの発行するクレジットカードで支払います。
三井住友カード
三井住友カードの発行するクレジットカードで支払います。
UCカード
UCカードの発行するクレジットカードで支払います。
JCB
JCBの発行するクレジットカードで支払います。
WAON(ワオン)
電子マネー「WAON(ワオン)」で支払います。電子マネーWAONは、イオングループの店舗などで支払いに使えます。
nanaco(ナナコ)
電子マネー「nanaco(ナナコ)」で支払います。電子マネーnanacoは、セブン&アイ・ホールディングスの店舗などで支払いに使えます。
Suica(スイカ)
電子マネー「Suica(スイカ)」で支払います。電子マネーSuicaは、JR東日本の駅ビルなどで支払いに使えます。
楽天Edy(ラクテンエディ)
電子マネー「楽天Edy(ラクテンエディ)」で支払います。
Origami Pay(オリガミ ペイ)
スマホ決済「Origami Pay(オリガミ ペイ)」で支払うには、Origamiアプリをダウンロードしてアカウントを作ります。そのアカウントに自分の銀行口座やクレジットカードを登録します。加盟店での支払いの際にアプリを開いてQRコードやバーコードを読み取ってもらったり、スマホをかざすと支払い完了となります。
Line Pay(ラインペイ)
スマホ決済「LINE Pay(ラインペイ)」で支払うには、LINEアプリを使っている人ならLINE Payの規約に同意するだけでLINE Pay登録が完了します。登録したLINE Payにチャージすると、加盟店でLINE Pay払いが可能となります。LINE Payの決済方法は、 LINE Payカード、コード決済、オンライン決済の3種類あります。コード払いでは、加盟店での支払いの際にスマホでQRコードを表示させて、レジで読み取ってもらうことで支払完了となります。
PayPay(ペイペイ)
スマホ決済「PayPay(ペイペイ)」で支払うには、PayPayアプリをダウンロードしてアカウントを作ります。そのアカウントに自分の銀行口座やクレジットカードを登録します。加盟店での支払いの際にアプリを開いてQRコードやバーコードを読み取ってもらったり、スマホをかざすと支払い完了となります。
Coiney(コイニー)
Coiney(コイニー)は、店舗やインターネットショップ向けの決済代行サービスです。店舗やインターネットショップがCoineyを導入すると、支払い方法の選択肢を増やせます。支払いをする消費者は、加盟店で支払う際にCoineyターミナル(読み取り機)でクレジットカード、交通系ICカード、電子マネーICカードなどを読み取ってもらうことになります。
Square(スクエア)
Square(スクエア)は、店舗向けの決済代行サービスです。店舗がSquareを導入する場合、店舗のスマホやタブレットにSquareのICカードリーダーを差し込むことで、そのスマホやタブレットがカード決済できるPOSレジとして使用できるようになります。支払いをする消費者は、加盟店で支払う際にSquareのICカードリーダー(読み取り機)でクレジットカードなどを読み取ってもらうことになります。
最新のまとめはこちら
2019年10月1日に始まるポイント還元制度で、対象になるキャッシュレス決済の最新のまとめは以下になります。
